舞台で「上手な人」に見えるコツ
Happy Halloween🎃
ご訪問ありがとうございます、ジェシカです😊
10月も終わりですね。
私は今月、久しぶりにバレエの舞台がありました。
今回踊ったのは、パキータの第一ヴァリエーション💃
テンポの速さとジャンプが多いのが体力的にきつかったし、音の取り方等のコツを掴むまでわりと苦戦しましたが、本番はどうにか乗りきりました😁
正直、本番は、練習で絶好調だった時の8割くらいしか良さが出せなくて不本意な踊りでした。
私の中では、練習ではもっとできるのに、もっとやれたはずなのに、と本番直後は悔しい思いが大きかったのですが、、、
見に来てくれた人たちの感想を聞いているうちに満足感の方が勝ってきました✨
観客は練習での私の踊りなんて知らないわけで、当たり前だけど本番で目にする踊りが全てです。
「やばい、床が固くて立ちきれない」とか「いつもはもうちょっと止まれてるのに」とか心の中では叫んでたけど、顔は絶対笑顔を崩さなかった。自信たっぷりの明るいスパニッシュの表情で踊れてたことが幸いしたみたいです。
私が、自分の心情を訴えたら皆びっくりしてました。
そんな悪条件や不本意さなんてまるで感じない、華やかで勢いある踊りだったという感想ばかり😆で、そう見えてたならそれでいいか、と思えるようになりました。
表情
演技は得意分野ですが、改めて表現って大事なんだと痛感しました。
そしてもうひとつ、
上手に見える人の共通点は、
アームス
です。
バレエやってるとどうしてもアンデオールにこだわって脚ばかり注意してしまうし、どのくらいアンデオールが出来てるかで上手さを計りがち。
もちろんアンデオールはバレエの基本で、美しいターンアウトと脚作りのために日々研鑽を積むのですが、バレエやってない人は上半身の方に目が行くものです。
バレエに詳しい友人も見に来てくれたのですが、
「大人バレエにおいては脚は皆そんなに大差ないからアームスがキレイな人が上手に見える」
というコメントをもらいました。
その友人はある有名ダンサーのレッスンで「一般のお客さんはウエストから上しか見てないからアームスが一番大事」と言い切られたそうです。
その意味が素人の大人バレエを見てよくわかったらしい😂
そして、私のアームスと上半身の使い方を誉めていただきました✨
日々、脚の訓練頑張ってる者としては、「脚キレイ」とか「脚さばき上手」とか「美しいアンデオール」が最高の誉め言葉ですが、やっぱり大人バレエではなかなか難しいのかな。
でも、繋ぎ目やポーズではプロみたいに見えたというコメントは本当に嬉しくて、いつも本番後はできなかったことばかり考えてウジウジするのですが、今回は見てる人の感想が良かったからそういう風に見えてたなら本望、と思えるようになりました。
やっぱり舞台はスキルだけではなくメンタルも成長させてくれる大事な機会。
上手に見えるコツ、を活かして皆さんもどんどんチャレンジしていきましょう✨